『剣盾シングル S23』足下注意!奇襲オーガナットマンダー 最高最終2032 最終76位
S23お疲れ様でした。
オムライスと申します。
今回は最終76位、レート最高最終2032、そして2ROM2000を達成した構築を紹介します。
TN Black rose 最終76位 最高最終2032
TN オムライス最終384位 最高2012 最終1924
構築経緯
伝説枠を今ルールでずっと使用しているカイオーガに確定。しおふき耐えのザシアンが環境から減ったため、上から縛れるスカーフで採用。
しかし、トリトドンの数が異常なほど増え、スカーフカイオーガが動きずらい環境であるため、相手視点瞑想型に見せる、受け出しを許さなくする、カイオーガ以外でもザシアンを処理できるようにすることを考えて組んでいった。
ステロ撒菱エアームド&ザシアンの組み合わせから着想を得て、カイオーガの通りを良くするためのステロ撒菱要員として、一緒にいても自然でありバレにくく、トリトドンにも打点のあるナットレイを採用。
ゴリランダーに受け出し可能で、ウーラオスに強く、S上昇手段を持ち、積んだらザシアンを地震で一撃で落とせるという条件をクリアした命の球ボーマンダを採用。
前期ゼルネアスに苦しめられたため、さらにカイオーガに投げられる小さくなるラッキーにストレスを感じないように聖なる剣を持った剣舞ギルガルドを採用。
地面と電気の一環きりに霊獣ランドロスを入れ、流行りのダイナカグヤバンギを崩せる身代わりビルド型にした。
ここまでで重い黒バドとイベルタルに強く出ることができ、一緒にいることでカイオーガを瞑想型だと思わせることの出来るオーロンゲを採用して完成した。
個体紹介
特性:あめふらし
性格:臆病
努力値:CS252 B4
技構成:しおふき、かみなり、れいとうビーム、こんげんのはどう
選出画面で瞑想型と誤認させることで、トリトドンを選出してこない相手も一定数いるため、しおふきだけで試合終了することも多い。
こんげんのはどうは、体力が削れた後でも、後述するナットレイと合わせることで、なみのりだと落とせない体力のザシアンや黒バドを倒せるようになるため採用。打つ時はいつもお祈りしてた。外して負けた試合よりも、こんげんのはどうだからこそ勝てた試合の方が多い。
選出率1位
ナットレイ@ヨプのみ
特性:てつのとげ
性格:のんき
努力値:HB252 D4
技構成:ジャイロボール、ステルスロック、まきびし、タネマシンガン
世にも珍しい、宿り木を切ったステロ撒菱両採用ナットレイ。
ヨプのみによって、鉢巻ウーラオスやインファザシアン、馬鹿力ゴリランダーなどに隙を見せない。(剣舞インファザシアンに対面で勝てる)
種ガンで先発に呼ぶレヒレを削ったり、ステロ撒菱を絡めて襷や耐久調整を崩し、カイオーガのしおふきの一貫を取っていく。
カイオーガに出てるくるウオノラゴンに対して後投げすることで、てつとげダメで削り、カイオーガ圏内に入れることが出来る。
基本的にザシアンに2回以上は触れされることができるため、カイオーガのこんげんのはどう圏内に入れられるなど、カイオーガを通す上で非常に重宝した。
選出率2位
ボーマンダ@いのちのたま
特性:威嚇
性格:陽気
努力値:AS252 H4
サンダーに代わるゴリランダー対策ポケモン
全てのウーラオスに対して勝てる偉いポケモン。トドンザシアン構築に対して、カイオーガに対して投げてきたトドンに出し、相手がトドン残さないと負けという焦りからザシアン後投げしてくるタイミングで竜舞し地震で貫く。
机上論非常に優秀なポケモンだが、ダブルウイングは外すし、げきりん混乱で自傷して負けるなど、大事な場面でやらかす戦犯。
ホウオウ入り受けループなどに対して選出し、ドヒドブルルラッキーヌオーなどを崩せるが、熱湯で火傷になったら負け、混乱自傷で負け、など勝率は安定しない。
選出率3位
ランドロス@たべのこし
特性:威嚇
性格:陽気
努力値:H244 B12 S252
技構成:じしん、いわなだれ、みがわり、ビルドアップ
ダイナバンギカグヤへの対策
威嚇+ビルドアップで、身代わりがテッカグヤのベビーボンバーを耐えるため、起点にしていくことができる。
最速により、90族の上を取れることや、いわなだれ怯みを狙えたり、状態異常や宿り木を上から身代わりで空かせるなどがあるため、最速以外はありえない。
選出率5位
ギルガルド@弱点保険
特性:バトルスイッチ
性格:いじっぱり
努力値:H236 A164 B100 D4 S4
技構成:かげうち、アイアンヘッド、せいなるつるぎ、つるぎのまい
聖なる剣を採用したことで、小さくなるラッキーに無限に後投げでき、起点にできる。鉄壁を積んでくるポケモンや、エアームドに対しては羽休めすると聖剣が抜群になり勝てるようになるなど、非常に使いやすかった。
ラッキー入りとゼルネアス構築には確定で選出し、その他には黒バドや日ネク構築にもたまに出していった。
以下調整(火力も耐久もギリギリ)
特化ランドの地震低乱数1(6.3%)
陽気悪ラオスの暗黒強打乱数1(25%)
特化+1ザシアンのワイルドボルト乱数2(8.2%)
H振りザシアンを+2アイへと+2影うちで確定
影うちで黒バドレックス確1
アイへ+かげうちでゼルネアス確定
選出率6位
オーロンゲ@ひかりのねんど
特性:いたずらごころ
性格:慎重
努力値:H252 A4 B100 D140 S12
技構成:ソウルクラッシュ、でんじは、ひかりのかべ、リフレクター
前期も使用したおにーやんさん調整のオーロンゲ。黒バドやイベルタルに後投げし、壁や電磁波をすることでカイオーガを通しやすくするサポート要員。さらに、ガブリアスがスケショでカイオーガの上を取ろうとしてくるため、オーロンゲを投げることでスケショを許さない。
電磁波外しは許されないが、様々な攻撃を残りHP1で耐えてくれた神ポケモン。(さすが今期1位の方の調整)
選出率4位
基本選出
ザシアン軸
カイオーガ+ナットレイ+1(トドンやゴリランダーがいたらマンダ)
スカーフカイオーガ想定した選出をしていない相手が多く、オーロンゲが初手にザシアンを呼ぶので、スカーフしおふきでザシアンを処理していく。(スカーフサンダーは知らない)
黒バド軸
ナットレイ+カイオーガ+オーロンゲ(ナットレイ入にはギルガルド)
ナットレイでステロや撒菱をして、黒バドの襷の可能性を潰し、オーロンゲのひかりのかべや電磁波で、スカーフ黒バドのケアをしていく。
2体で場を荒らした後にスカーフカイオーガで全抜きしていく。
カイオーガ+オーロンゲ+ナットレイorギルガルドorランドロス
チョッキ持ちが非常に多く、さらに不意打ちもあるためカイオーガでの対面処理が難しく、オーロンゲで壁やソウルクラッシュでダメージを減らしたり、ステロでダメージ入れたりしながらサイクルを回し、カイオーガが不意打ち圏内に入らないように気をつけながら倒していく。
ナットレイ+カイオーガ+ランドロスor取り巻きに応じてその他
初手によくカイオーガが来るため、ナットレイのタネマシンガンで居座り型判別を行い、それに応じて、裏のポケモンと動きを考えていく。
メタモンがいることが多いため、カイオーガとメタモンの同速ゲームに勝てば勝ち
ムゲンダイナ軸
先発ムゲンダイナにオーロンゲで電磁波を入れることで、ランドロスでムゲンダイナに勝てるようになり、さらに壁を貼ることでビルドランドロスの起点作成もできる。よく一緒にいるテッカグヤはランドロスの身代わりビルドで起点にできるため、TODに気をつけながら勝利していく。
ムゲンダイナ軸(受けループ)
カイオーガでラッキーを誘い、ギルガルドで剣舞を積み、受け出しを許さなくする。
ドヒドがいて熱湯火傷されたら勝てない
ホウオウ軸
プルドヒラッキーヌオーその他諸々、ボーマンダ以外では基本的に勝てないため、熱湯火傷にならないことを願いながら竜舞を積んで全抜きする。ボーマンダとギルガルドの2体が火傷したらその時点で負け。はっきりいって厳しい。
日ネク軸
ナットレイ+カイオーガ+ギルガルドorオーロンゲ(ガブリアスいる場合)
レヒレが初手にトリックしに来るため、ナットレイのタネマシンガンで削りをいれ、2ターン目に相手が引くためカイオーガを出して一体持っていく。コスモパワーとかの型でも、剣舞ギルガルドの聖剣でどうにかなる場合が多い。バトンアシパのやつは無理
ゼルネアス軸
ナットレイのステロ+ジャイロボールでゼルネアスが落とせ、さらにジオコンをされてもヨプのみできあいだまを耐える。さらにギルガルドも+2の技を1度は耐えるため、アイへ+かげうちを決めることが出来る。ゼルネの取り巻きに削られても、絶対にジオコンを許さないため、カイオーガのしおふきで倒したり、カイオーガを削られて起点にされても裏の鋼2枚でぜったいに止められるため、基本負けなかった。
キツいポケモン
1.スカーフサンダー
カイオーガで勝てない&暴風混乱無理
2.身代わりサンダー
カイオーガが削られる&暴風混乱に放電麻痺に無理
3.ブルドヒ
4.欠伸orレイビトリトドン
ボーマンダが居座って竜舞を積めない。
あとがき
最高レート更新および、2ROM2000を達成できたことは嬉しく思います。最終2桁をキープするために、2032のROMを特攻出来なかったのは己の弱さなので、もっと実力をつけて上目指して頑張ろうと思います。前期と違い、構築を1から自分で考えてこの結果を出せた点においては満足です。
色最遅ナットレイをくれたりゅうと@Dratinite